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"textid": "Performance_217201_1_1567_content",
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"content": "ほこりを払って広げてみると、\nそこに描かれた建物や家具に、すぐに魅了されてしまいまして、\nどう言えばいいでしょうか……",
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"info": "梦想家完成-幻雪_安居线"
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"content": "でも、設計図に描かれているものを見ていると、\nなぜだか懐かしさが込み上げてきて…\n目の前にあるのに、手の届かない何かを感じるのです。",
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"content": "そうして私は慎重に図面を包帯の中に忍ばせ、\n図書館から密かに持ち出したのです。その瞬間……\nこの神秘的な図面を実現させたいという衝動を抑えることができませんでした。",
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"content": "そうですね、まるで……\n「夢の中の懐かしい人」という言葉のようです!\n少し不思議な表現かもしれませんが、的確だと思います。",
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"content": "ある日、学寮の図書館で、\nあの\n<color=#8AAB4B>不思議な蝶</color>を見かけたのです……",
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"content": "私と一緒に叶えましょう。\nこの儚くも忘れがたい夢を。",
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"content": "実は随分前に、誰かに言われたことがあるんです。\n「貴方に必要なのは旅ではなく、\nいつでも帰れる場所なのです」と……",
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"content": "はぁ~ついに、全てが、完成しましたね。\n達成感とともにいただくお茶は、\n格別な香りがするようです。",
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"content": "蝶々を追いかけていると、古い書物の山を見つけました。\nまるで何かを感じ取ったかのように、\nその蝶は本の山の中へと消えていきましたね。",
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"content": "私は、小さい頃からアカデミーで育ちました。\n自分の出自を知らないどころか、\n…家…にまつわる記憶もありませんでした。",
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"content": "貴方がこれほど助けてくださったので、隠し事はできません。\n実はこの設計図なのですが、{短暂停}\n私が内緒で持ってきたものなんです……",
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"content": "この事は誰にも話したことがありませんでした。貴方にだけです。\n貴方だけが、\n私のこの臆病な心を乗り越える勇気をくれるのですから。",
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"content": "そして、埃まみれの本の山から、\n一枚の図面が、\n私の足元へと舞い落ちたのです。",
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"content": "その言葉に衝撃を受けました。\nなぜ私は今まで学会を自分の家だと思えなかったのでしょう…\nそう考えずにはいられませんでした。",
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"content": "でも、ここに来る前は、設計図を元に\n夢見た家を作ろうとするたびに、\n「不吉なこと」への不安が少し湧いてきてしまうんです。",
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"content": "ですから夢見た家は、\n臆病な私のせいで先延ばしにされていました。\n貴方と出会うまでは。",
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"content": "これからは、私は思い悩む必要もなく、\nこの図面の出所を推測する必要もありません。\nなぜなら、私には自分だけの家があるのですから。",
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