{ "dataList": [ { "id": 0, "teller": "研究員", "title": "LCE研究チーム", "content": "あっ…。" }, { "id": 1, "content": "青い光の妖精がクスクスと飛び回っているのが見えて\n追いかけたら、いつの間にか空間が変わっていたんだ。" }, { "id": 2, "content": "ハッとした研究員の背後では、既に事務室のドアが\nカチャリと音を立ててロックされたの。" }, { "id": 3, "model": "이상", "title": "LCE研究チーム", "content": "おっと…閉まりけり。" }, { "id": 4, "model": "이상", "title": "LCE研究チーム", "content": "そなた、また騙されけりや?" }, { "id": 5, "content": "子供は軽く、くっくっと笑いながら自分のE.G.O装備に\n誘われてついてきた研究員に向かってそう言ったんだ。" }, { "id": 6, "teller": "研究員", "title": "LCE研究チーム", "content": "これで17回目です…イサンさん。" }, { "id": 7, "teller": "研究員", "title": "LCE研究チーム", "content": "お願いですからこんなことでE.G.O装備を使わないでくださいよ…。\nこうなるたびに、もし本物の幻想体だったら生きたまま\n食われていたかもって思ってぞっとするんですよ。" }, { "id": 8, "model": "이상", "title": "LCE研究チーム", "content": "…すまぬ。今日までに必ずまとめねばならぬ報告書なれど、\nあいにく我が手は2つしか無く。" }, { "id": 9, "teller": "研究員", "title": "LCE研究チーム", "content": "私だって手は2つしかありませんよ…。" }, { "id": 10, "model": "이상", "title": "LCE研究チーム", "content": "そしてそなたも知るらん。E.G.O装備を着け続けらば、\nその幻想体の属性へ徐々に同化することを。" }, { "id": 11, "model": "이상", "title": "LCE研究チーム", "content": "そもそも感応度に比例して装備が変動し得るよう\n設計されし機能ゆえ…。" }, { "id": 12, "model": "이상", "title": "LCE研究チーム", "content": "私がもとより人を騙すような性情にあらず、\nただこの装備の影響を受くるのみなれば…。" }, { "id": 13, "teller": "研究員", "title": "LCE研究チーム", "content": "だったら普段は脱いでくださいよ!" }, { "id": 14, "model": "이상", "title": "LCE研究チーム", "content": "いかで研究者として…。" }, { "id": 15, "content": "リンバス・カンパニーの幻想体、ねじれを研究する部署であり\nエンケファリンの抽出を担当する部署。" }, { "id": 16, "content": "LCE。" }, { "id": 17, "content": "化け物も同然の存在を研究するという職業柄、変わり者が多いのは\n当然かもしれないけど、その中でもこの部署は\nとりわけそういった人たちの割合が高かったんだ。" }, { "id": 18, "teller": "研究員", "title": "LCE研究チーム", "content": "自分をすり減らしながら研究しなければ\n研究者らしくないっていうのなら、私は不合格ってことですか?" }, { "id": 19, "model": "이상", "title": "LCE研究チーム", "content": "そ、そういう意味にあらず。" }, { "id": 20, "content": "とやかく言うまでもなく、子供もまた\nそういう変わり者の一人だったんだ。" }, { "id": 21, "content": "非番のときまで会社に出勤して、E.G.O装備を\n自ら身につけて研究を続ける…変人の中の変人だね。" }, { "id": 22, "model": "이상", "title": "LCE研究チーム", "content": "今度の主要報告の研究課題がこの朋であるゆえ、やむを得ぬのだ…。\nそれに斯様に少々有用な使い途(みち)もありて…。" }, { "id": 23, "teller": "研究員", "title": "LCE研究チーム", "content": "…まったく、担当区域を別のところに\n変えてもらうようにしないとなぁ。" }, { "id": 24, "teller": "研究員", "title": "LCE研究チーム", "content": "私がE.G.O装備をもらったあかつきには、\n同じ目に遭わせてやりますから覚えといてください。" }, { "id": 25, "model": "이상", "title": "LCE研究チーム", "content": "…思う存分やりたまえ。そなたもやがて知るやもしれぬ。\n私の心中が…いかなるものかを。" }, { "id": 26, "teller": "研究員", "title": "LCE研究チーム", "content": "うるさいですよ、早く何をすればいいのか教えてください。" }, { "id": 27, "content": "…子供の横暴さが気に入らないなら、そのまま背を向けて\n立ち去ってもよさそうなものだけど、研究員はそうしなかったの。" }, { "id": 28, "content": "厳密に言えば、そうできなかったんだけど…。" }, { "id": 29, "model": "이상", "title": "LCE研究チーム", "content": "AFQ15564より30000までをまとめらば…。" }, { "id": 30, "teller": "研究員", "title": "LCE研究チーム", "content": "それって一日で終わるんですか?" }, { "id": 31, "model": "이상", "title": "LCE研究チーム", "content": "…為さんとすれば成し得ぬことはあらぬ。" }, { "id": 32, "teller": "研究員", "title": "LCE研究チーム", "content": "物理的に!無理じゃないですか!" }, { "id": 33, "content": "我慢に我慢を重ねていた研究員はついに爆発し、\n大声で子供に怒鳴ったの。" }, { "id": 34, "teller": "研究員", "title": "LCE研究チーム", "content": "そもそも!あんなロック装置何で作ったんですか!?内側から鍵を掛けて\n仕事が終わるまで開かないドアなんて、なんで存在するんです?" }, { "id": 35, "model": "이상", "title": "LCE研究チーム", "content": "うむ。我ら人として生まれしゆえ、\n時に高き壁に直面して心折れんときもあらん。" }, { "id": 36, "model": "이상", "title": "LCE研究チーム", "content": "されど、そもそも逃げ出す術なければ、\nより心を引き締めて―" }, { "id": 37, "teller": "研究員", "title": "LCE研究チーム", "content": "そうやって自分を追い込むなら一人で!やってくださいよ!" }, { "id": 38, "teller": "研究員", "title": "LCE研究チーム", "content": "私だって今日やることがあるんです、だから…。" }, { "id": 39, "model": "이상", "title": "LCE研究チーム", "content": "ふむ…いや。" }, { "id": 40, "model": "이상", "title": "LCE研究チーム", "content": "そなたには為すべき事など無かりけり。" }, { "id": 41, "teller": "研究員", "title": "LCE研究チーム", "content": "…はい?" }, { "id": 42, "content": "パチッ。" }, { "id": 43, "content": "その瞬間、事務所の照明がふっと消えると…。" }, { "id": 44, "content": "突然赤いランプが辺りを照らしたの。" }, { "id": 45, "teller": "案内放送", "title": "リンバス・カンパニー", "content": "[お知らせします。幻想体脱走、コードレッド。\n事務棟Cレーン…。]" }, { "id": 46, "teller": "研究員", "title": "LCE研究チーム", "content": "えっ…?この音は…。" }, { "id": 47, "content": "幻想体が脱走するなど、施設に被害が発生した際に\n鳴り響く警報音。トランペット。" }, { "id": 48, "content": "ロボトミー・コーポレーションの多くのものを吸収した\nLCEって部署も…やはりあのときと似た体系になってるんだね。" }, { "id": 49, "content": "音は少し違う気もするけど。" }, { "id": 50, "teller": "研究員", "title": "LCE研究チーム", "content": "ファーストトランペット…ですか?" }, { "id": 51, "content": "研究員はかなり動揺している様子で、\n不安そうな表情をしながら周囲を見回したんだ。" }, { "id": 52, "content": "でも子供は、当然起こるべきことが起きたかのように\nまったく動揺せずに重々しく口を開いたの。" }, { "id": 53, "model": "이상", "title": "LCE研究チーム", "content": "そなたもまた立派なる研究員なりき。それゆえ、非番の日にも出勤し\n懸命に幻想体実験の報告書を記したりけり。" }, { "id": 54, "model": "이상", "title": "LCE研究チーム", "content": "この幻想体のE.G.O装備の試作品を\n着用できるようになりし故、大いに…浮き立ちたりけん。" }, { "id": 55, "content": "子供のE.G.O装備の片方がうねうねと成長しているように見えたかと思うと、\nいつの間にかそれは巨大なハンマーのような姿に変わっていたんだ。" }, { "id": 56, "content": "そして悲しげに、あるいは決意を固めたようにも見える…\n曖昧な表情を浮かべたまま、子供は戸惑う研究員の前に立ちはだかったの。" }, { "id": 57, "teller": "研究員", "title": "LCE研究チーム", "content": "何を…おっしゃってるんですか?\nいえ、それより…。" }, { "id": 58, "teller": "研究員", "title": "LCE研究チーム", "content": "幻想体が脱走したじゃないですか!?あ、あなたが作った\nロック装置のせいで、緊急招集にも行けなくなったじゃないですか!" }, { "id": 59, "model": "이상", "title": "LCE研究チーム", "content": "我がロック装置は2つの状況に解くるように作られしものぞ。" }, { "id": 60, "model": "이상", "title": "LCE研究チーム", "content": "一つは作業済みしとき…。\nもう一つは事務室内の異常現象が解消されしとき。" }, { "id": 61, "model": "이상", "title": "LCE研究チーム", "content": "今は後者なり。" }, { "id": 62, "teller": "研究員", "title": "???", "content": "……。" }, { "id": 63, "model": "이상", "title": "LCE研究チーム", "content": "そなたが記録抹消と相成りて、はや半月が過ぎけり。" }, { "id": 64, "model": "이상", "title": "LCE研究チーム", "content": "報告書を認(したた)むるため感応度を高めし折…\n装備との共鳴が破られ、遂には呑まれて『疑似餌』となりにけり。" }, { "id": 65, "model": "이상", "title": "LCE研究チーム", "content": "その後は幻想体の一部となり、\n部署の内を彷徨い続けることとなりぬ。" }, { "id": 66, "teller": "研究員", "title": "???", "content": "…私がですか?" }, { "id": 67, "content": "子供は重々しくうなずいた。" }, { "id": 68, "content": "まあ、そうするしかないでしょうね。" }, { "id": 69, "content": "その研究員は、子供が珍しく気に入って\n研究員として育てていた後輩だったんだから。" }, { "id": 70, "model": "이상", "title": "LCE研究チーム", "content": "そもそも、そなたとその装備との共鳴相性は芳しからず…。\n一体何にかくも刺激され、駄々をこねるように装備を求めたのやら。" }, { "id": 71, "model": "이상", "title": "LCE研究チーム", "content": "…それゆえ、私は私の空き時間を全て活用し、\nこのE.G.Oと幻想体の解析に専念する他なし。" }, { "id": 72, "model": "이상", "title": "LCE研究チーム", "content": "そなたを今こそ安らかに休ませねばなるまい。" }, { "id": 73, "teller": "???", "title": "???", "content": "…あ。" }, { "id": 74, "content": "ハンマーは振り下ろされ、その中から脱走した幻想体が\nまるで湧き上がるように飛び出したんだ。" }, { "id": 75, "content": "子供は黙ったまま再び振り下ろして、さらにまた一度振り下ろすだけ。" }, { "id": 76, "content": "幻想体を扱う会社ではあまりにも日常的に起こる…\n惨たらしいことこの上ない、幻想体制圧を終わらせるために。" } ] }