{ "dataList": [ { "id": 0, "teller": "若頭", "title": "黒雲会", "content": "このクッッ―" }, { "id": 1, "content": "真っ赤になったり真っ青になったりで顔が忙しい子供は、\n口の先まで出かかった悪態を吐き出すのをやっとの思いで堪えたんだ。" }, { "id": 2, "teller": "若頭", "title": "黒雲会", "content": "テメェがここに来てから結構経ったな。" }, { "id": 3, "model": "홍루", "title": "黒雲会 若衆", "content": "てめぇじゃなくて、ホンル。" }, { "id": 4, "teller": "若頭", "title": "黒雲会", "content": "…それでもお前のとんでもない反応には慣れたと思ったんだが、\nまだ怒りが湧きに湧いてくるな。" }, { "id": 5, "content": "この子供がこんな風に反応するのもおかしなことじゃないよ。" }, { "id": 6, "content": "黒雲会という組織は本来、「指」それも親指の下に付く組織だから。" }, { "id": 7, "content": "親指は誰よりも規律と規則、位階を重視して…。" }, { "id": 8, "content": "それは組織の階級から見ても同じ。" }, { "id": 9, "content": "組長、若頭、若頭補佐、若衆…下へ降りて行くにつれて、上の言葉が絶対的で、\n命令が守られない場合は指から腕、さらには首まで切られるらしいから。" }, { "id": 10, "content": "それにもかかわらず、若頭っていう子供がホンルという\n子供をどうともしないことに理由があるとすれば…。" }, { "id": 11, "teller": "若頭", "title": "黒雲会", "content": "とにもかくにも、人を使うことだけに関してはあきれるくらい上手なんだよなぁ…。" }, { "id": 12, "content": "まあ、頼んで断られたことはなかった気がするね。" }, { "id": 13, "content": "うん、最終的にはこのおかげで残れてるみたい。" }, { "id": 14, "model": "홍루", "title": "黒雲会 若衆", "content": "使えそうな子たちはもう目を付けておいてるよ。\n今回も連れて行って解決すればいいんだよね?" }, { "id": 15, "teller": "若頭", "title": "黒雲会", "content": "…ああ。あとできれば敬語も解決してこい。" }, { "id": 16, "content": "俺はお前の兄貴分だからな。若頭はニヤついた声でそう話したんだ。" } ] }