{ "dataList": [ { "id": 0, "teller": "壇上のフィクサー", "title": "西部ツヴァイ協会3課部長", "content": "…依頼は3日間進行する。この際、巣へ入居できなかった\n人は必須保護対象に含まれない予定だ。" }, { "id": 1, "model": "이스마엘", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "保護期間は三日…保護対象は巣の住人…。" }, { "id": 2, "content": "熱い日差しの下、数十人が集まった空き地。" }, { "id": 3, "content": "子供は熱意に満ちた目で、協会の案内事項を静かに呟いているんだ。" }, { "id": 4, "content": "大湖の規則の中で生きてきた子供にとっては、\nどうしようもない癖でしょうね。" }, { "id": 5, "content": "機械のように繰り返される文句を、\n子供は義務であるかのように最善を尽くして覚えるの。" }, { "id": 6, "teller": "壇上のフィクサー", "title": "西部ツヴァイ協会3課部長", "content": "隣接するM社の月面騎士団にもX社より支援を要請したが、\n遠征により依頼から外れる予定だ。" }, { "id": 7, "teller": "壇上のフィクサー", "title": "西部ツヴァイ協会3課部長", "content": "それでも我々が保護しなければならない合金採掘地域の範囲は、\n今我々のいる24区の村と同じ程度か。だから無理な依頼は―" }, { "id": 8, "model": "이스마엘", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "翼の支援はなし…合金採掘地域だと危険度は高く…保護区域は…ん?" }, { "id": 9, "content": "新しい依頼が入ってくる日の子供は、いつもこんな様子なんだ。" }, { "id": 10, "content": "ほとんどのフィクサーが欠伸をしたり、ボーッと空を見ている間\n子供はブリーフィングに集中してるの。" }, { "id": 11, "content": "すると…。" }, { "id": 12, "teller": "壇上のフィクサー", "title": "西部ツヴァイ協会3課部長", "content": "質問しろ、3課騎士イシュメール。" }, { "id": 13, "content": "今みたいに疑問が生じれば、手を挙げて聞くんだ。" }, { "id": 14, "model": "이스마엘", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "今おっしゃった地域は、24区高位採掘団とX社合金近衛隊が\n管轄していませんでしたか?ちょっと外側にありはしますけど、\nそれでも巣の内部だと思うんですが。" }, { "id": 15, "teller": "壇上のフィクサー", "title": "西部ツヴァイ協会3課部長", "content": "X社から提携文書があった。\n3日間持ち場を離れる予定だそうだ。" }, { "id": 16, "teller": "壇上のフィクサー", "title": "西部ツヴァイ協会3課部長", "content": "彼らが管理していた24区内の指定地域を\nツヴァイにて保護する契約をした。他に質問はあるか?" }, { "id": 17, "model": "이스마엘", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "いいえ。十分な答弁です。" }, { "id": 18, "content": "子供は首を横に振って、再び両腕を後ろにして\nブリーフィングに集中しようとしたんだ。" }, { "id": 19, "content": "後ろから聞こえてくるうるさい談笑さえなかったら、\nしばらくそうしてただろうね。" }, { "id": 20, "teller": "不満の多い同僚", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "また地域保護依頼?もう飽きたぁ。" }, { "id": 21, "teller": "ブツブツ言う同僚", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "こんなことなら、地の果ての騎士団でも入ればよかった。\nあれは都市の下の遺跡とか探検するから退屈はしないだろうしなぁ。" }, { "id": 22, "teller": "不満の多い同僚", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "どーせM社がすぐ側にあるし、\nよっぽどのことがないなら何もないだろうに…。" }, { "id": 23, "model": "이스마엘", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "えへん。" }, { "id": 24, "content": "止め処なく続く雑談を止めるために小さく咳払いをして、\n後ろに首をふっと回した。" }, { "id": 25, "content": "当然のことながら…イライラを抑えている子供の話し方は鋭かったんだ。" }, { "id": 26, "model": "이스마엘", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "静かにして、案内事項でもちゃんと聞いてくださいませんか。" }, { "id": 27, "teller": "不満の多い同僚", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "ちゃんと聞いてるさ。" }, { "id": 28, "model": "이스마엘", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "真面目に聞いた人の口からそんな言葉が出るんですか?" }, { "id": 29, "model": "이스마엘", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "M社の月面騎士団も今遠征で忙しくて、ここに割ける労力が無いって\n部長が4分前に言ったじゃないですか。" }, { "id": 30, "teller": "ブツブツ言う同僚", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "えぇ…脅してるんでしょ。\nアレでしょ、この前も支援が無いって言ってたけどあったし。" }, { "id": 31, "model": "이스마엘", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "X社の採掘地域は魔窟と呼ばれることは皆知っているじゃないですか…。\nあのダンジョンで何が出るか知っててそんなこと言ってるんですか?\n脅しているわけじゃなくて、本当に危険かもしれないんですよ…!" }, { "id": 32, "content": "子供はもどかしさを吐露するように\n拳をぎゅっと握りながら溜め息を吐いた。" }, { "id": 33, "model": "이스마엘", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "はぁ…もう良いです。勝手に考えてください。\n一度大ごとが起こらないと悟りそうにないし。" }, { "id": 34, "teller": "ブツブツ言う同僚", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "わ、分かったよ。君も睨むのやめて前向いてって。" }, { "id": 35, "content": "威嚇に効果があったのか、数分間\n子供は部長の案内にしっかり集中できたけど…。" }, { "id": 36, "content": "しばらくすると、雑談の音がまたもやひそひそと流れ始めたんだ。" }, { "id": 37, "content": "でも、子供は彼らが騒ぐのをもう止めないの。" }, { "id": 38, "content": "2人のフィクサーを静かにするより、無視して\nブリーフィング内容を記憶した方が良いという判断だったんだ。" }, { "id": 39, "content": "その判断の結果はまもなく明らかになったの。" }, { "id": 40, "teller": "怯えた市民", "title": "24区", "content": "た、助けてください!洞窟から化け物が…!" }, { "id": 41, "content": "行き止まりの洞窟。恐怖に震える市民。" }, { "id": 42, "content": "その横には、鎧を着た2体の死体がだらんと倒れている。" }, { "id": 43, "content": "誰かが説明してくれなくても、状況は明白だろうね。" }, { "id": 44, "teller": "怯えた市民", "title": "24区", "content": "うぇ…今日はなんでか運良く\n超合金電子レンジが採掘できたと思ったら…。" }, { "id": 45, "content": "採掘地域に生息する様々な怪物とその生息地については、全部朝会の時間に\n案内された内容だけど…雑談をしながら途中で重要な部分を逃した\n2人のフィクサーは、命を守ることができなかったんだ。" }, { "id": 46, "content": "都市で持ってしまった、ちょっとした弛みと油断の結果だろうね。" }, { "id": 47, "content": "現れた怪物のうちひとつが、採掘地域で得た釘バットを持って\n採掘者に飛びかかり…。" }, { "id": 48, "teller": "怯えた市民", "title": "24区", "content": "ひっ…。" }, { "id": 49, "content": "市民は自分に迫ってくる死を直感し、\nバットが振られる音に目をぎゅっと閉じたんだ。" }, { "id": 50, "model": "이스마엘", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "こうなると思いました。遅れなくて良かったです。" }, { "id": 51, "content": "バットは突然現れた子供の大剣に遮られた。" }, { "id": 52, "content": "鉄のぶつかる音に市民は驚いて前を見たんだ。" }, { "id": 53, "teller": "怯えた市民", "title": "24区", "content": "フィクサー…さん?\nこっちの採掘に配備されたのは2名だけって聞いたのに…。" }, { "id": 54, "model": "이스마엘", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "…もやもやすることがあって、こっちをもう一度巡察してたんですよ。" }, { "id": 55, "teller": "怯えた市民", "title": "24区", "content": "き、気を付けてください。もう2人が死んだのに、フィクサーさんまで\nどうにかなってしまったら私、本当に死んじゃいますよ!" }, { "id": 56, "teller": "怯えた市民", "title": "24区", "content": "もう2人もやられたんですよ!" }, { "id": 57, "model": "이스마엘", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "まぁ、そうみたいですね。\nだから朝会の時間に騒がずに集中しろって言ったのに。" }, { "id": 58, "content": "市民の心配と裏腹に、子供は四方から飛び出してくる怪物たちの\n攻撃を1つずつ弾いてるんだ。" }, { "id": 59, "content": "最初は防いでばかりいる子供を見くびって、\n自信満々に武器を振り回してた怪物たちは…。" }, { "id": 60, "teller": "洞窟の怪物", "title": "???", "content": "キェエエッ…!?" }, { "id": 61, "content": "しばらくすると、何体かが腕をつかんで悲鳴を上げたの。" }, { "id": 62, "content": "武器がぶつかる反動で、むしろ殴ってくる怪物たちが\nもっと大きなダメージを受けてしまったんだ。" }, { "id": 63, "model": "이스마엘", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "支援が来るまで、私の後ろにびっちりくっ付いていてください。" }, { "id": 64, "teller": "怯えた市民", "title": "24区", "content": "ど、どれだけ耐えられますか?" }, { "id": 65, "model": "이스마엘", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "これくらいなら、まぁ。" }, { "id": 66, "model": "이스마엘", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "3日間ぶっ通しで耐えられると思いますけど。" }, { "id": 67, "content": "熾烈な状況とは裏腹に、平穏というよりかは無味乾燥な声。" }, { "id": 68, "content": "ツヴァイの支援が来るまで子供は一歩も押されなかったんだ。" }, { "id": 69, "content": "数時間後、支援のために駆けつけてきた\nツヴァイフィクサーたちが目撃したのは…。" }, { "id": 70, "content": "武器が壊れた状態で気絶した怪物たちと、傷一つない市民。" }, { "id": 71, "model": "이스마엘", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "…あっ、いらっしゃったんですね?" }, { "id": 72, "content": "そして、大剣についた傷を布で熱心に磨いている子供の姿だったんだ。" } ] }