{ "dataList": [ { "id": 0, "teller": "着飾った市民", "title": "依頼人", "content": "西部ツヴァイ協会は…X社の採掘地域のせいで\n救出依頼に長けていると聞きました。" }, { "id": 1, "content": "期待感と依存心の混ざった声。" }, { "id": 2, "content": "子供は自分を訪ねてきた依頼人と共に通りを歩きながら\n依頼に対する説明を聞いているの。" }, { "id": 3, "teller": "着飾った市民", "title": "依頼人", "content": "北部は初めてでしょうけど、同じ救出依頼であるので\n上手くやってくれると信じております。" }, { "id": 4, "model": "싱클레어", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "…できる限りのベストは尽くすつもりです。" }, { "id": 5, "content": "軽いといえば軽い答えだけど、子供の表情は\n明るいとはいえなかったんだ。" }, { "id": 6, "content": "複雑そうな視線は四方八方に貼り付けられた\n張り紙へとあっちこっち、ジロジロ向けられてるの。" }, { "id": 7, "model": "싱클레어", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "…張り紙が多いですね。" }, { "id": 8, "teller": "着飾った市民", "title": "依頼人", "content": "最近、色んな組織が暴れ回ってますからね。\n騎士様もその仕事のせいで北部までいらしたと聞きましたが…。" }, { "id": 9, "model": "싱클레어", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "はい…依頼を受けたんですよ。" }, { "id": 10, "model": "싱클레어", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "でもこれを見るに、組織に対する懸賞金の張り紙だけじゃなくて、\n失踪者を捜す張り紙が結構あるような気がするんです。" }, { "id": 11, "teller": "着飾った市民", "title": "依頼人", "content": "混乱の隙に、身代金で一発やってやろうっていう\n小規模組織のせいですね。" }, { "id": 12, "teller": "着飾った市民", "title": "依頼人", "content": "…うちの息子もそれで誘拐されたので。" }, { "id": 13, "teller": "着飾った市民", "title": "依頼人", "content": "どうかよろしくお願いいたします。\n謝礼は不足ない程度にはご用意いたします。" }, { "id": 14, "content": "子供が首を縦に振ろうとした刹那、\n黙って依頼人の話を聞いていたフィクサー1名が不満を爆発させたの。" }, { "id": 15, "teller": "南部フィクサー", "title": "???", "content": "代表さん、本当に大丈夫なんですか?\nなんかボーってしてません?" }, { "id": 16, "teller": "南部フィクサー", "title": "???", "content": "南部からはるばる来たっていうのに、初心者と一緒に働くのはちょっと…。" }, { "id": 17, "teller": "南部フィクサー", "title": "???", "content": "あんな変な服装なんか着て…息子さんを救出する依頼は\n我々のみでも問題ないと思われます。" }, { "id": 18, "model": "싱클레어", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "せ、西部ではみんなこういうのを着るんですけど…。" }, { "id": 19, "content": "余計な言いがかりをつけてるのか、\nそれとも本当に西部の服装を知らないのか。" }, { "id": 20, "content": "意図が分からないツヴァイの子供は当惑しながらも、\n抜けるとは言わなかったんだ。" }, { "id": 21, "model": "싱클레어", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "依頼に必要な処理…協会に提出してきます。" }, { "id": 22, "teller": "南部フィクサー", "title": "???", "content": "はぁ。" }, { "id": 23, "content": "むしろ、自分は確実にこの依頼をやり遂げるって風な\n言葉を残してその場を離れていったんだ。" }, { "id": 24, "content": "武器がぶつかる鉄の音と、何かが撃たれる破空音が四方に響く倉庫。" }, { "id": 25, "content": "子供はフィクサーたちと一緒に隊形を成して\n行方不明者を拉致した組織に立ち向かってるんだ。" }, { "id": 26, "model": "싱클레어", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "あ、あっちにいます!" }, { "id": 27, "content": "幸いなことに、保護対象を子供が見つけ出したけど\n状況はそんなに良くないね。" }, { "id": 28, "content": "身代金を要求していた組織員たちが必死に抗戦している状況で、\n保護対象を助けようと駆けつけると…他のフィクサーたちが\n危険に陥るだろうからね。" }, { "id": 29, "content": "子供もそれを知ってるから、保護対象を救い出せないんだ。" }, { "id": 30, "content": "そんな膠着(こうちゃく)状態が続いていた瞬間。" }, { "id": 31, "teller": "南部フィクサー", "title": "???", "content": "んんっ!?" }, { "id": 32, "content": "運が悪いことに…。" }, { "id": 33, "content": "フィクサーたちから逸れた矢が、\n救出対象の方に向かっちゃったんだ。" }, { "id": 34, "content": "そんな状況で、子供がそう長く悩むことはなかったの。" }, { "id": 35, "teller": "南部フィクサー", "title": "???", "content": "ま、待て!前方で耐えてくれてるときに\nお前が前に出たら…!" }, { "id": 36, "model": "싱클레어", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "…すみません、でも。" }, { "id": 37, "model": "싱클레어", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "僕は今日、この子を守ると依頼人と約束しました。" }, { "id": 38, "model": "싱클레어", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "今の状況で皆さんを守って差し上げるのは…僕の手に余ります。" }, { "id": 39, "content": "子供は決心した表情で隊列から抜けだし、保護対象へ降りかかる\n色んな攻撃の間を縫って動いた。" }, { "id": 40, "content": "フィクサーたちは子供の空いた場を埋めようとしたけども…。" }, { "id": 41, "content": "前に立って大抵の攻撃を受けてくれた子供の空席を埋めるのは\n簡単そうには見えないね。" }, { "id": 42, "teller": "南部フィクサー", "title": "???", "content": "だ、駄目だ!\n前を防げ!" }, { "id": 43, "teller": "北部フィクサー", "title": "???", "content": "一人抜けたせいで前衛が耐え切れなければ…。" }, { "id": 44, "content": "しばらくしないうちに、陣営が崩れるのは\nどうしようもないことだったでしょうね。" }, { "id": 45, "teller": "南部フィクサー", "title": "???", "content": "ぐぅっ…。" }, { "id": 46, "content": "依頼に参加したフィクサーたちがひとりふたり死んでいき。" }, { "id": 47, "teller": "危険に陥った市民", "title": "P社", "content": "た、助けてください!" }, { "id": 48, "content": "一緒に巻き込まれた市民が救助を要請するときも。" }, { "id": 49, "content": "子供は依頼対象の前から1歩も動かなかったんだ。" }, { "id": 50, "teller": "怯えた子供", "title": "保護対象", "content": "そ、その…みなさんが…。" }, { "id": 51, "model": "싱클레어", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "あの人たち全員を守ることはできません。" }, { "id": 52, "model": "싱클레어", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "僕にはそれだけの力も、戦略もないので。" }, { "id": 53, "content": "依頼人だけを守る俗物的な盾。" }, { "id": 54, "content": "そんな汚名もあるけど、子供はそれすら受け容れることにしたんだ。" }, { "id": 55, "model": "싱클레어", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "でも約束してきたから…あなただけは家に帰してあげます。" }, { "id": 56, "model": "싱클레어", "title": "西部ツヴァイ協会3課", "content": "必ず。" }, { "id": 57, "content": "…そんな汚名の裏には、依頼人だけは必ず守る盾っていう意味も隠れてるだろうから。" }, { "id": 58, "content": "子供は悲鳴を後にして、保護対象を連れて素早く倉庫から抜け出したんだ。" }, { "id": 59, "content": "自分が守れる、約束した者たちの命を守り抜くためにね。" } ] }