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2026-07-20 17:19:20 +07:00

473 lines
15 KiB
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"dataList": [
{
"id": 0,
"place": "どこかの事務室",
"model": "그레고르",
"content": "……。"
},
{
"id": 1,
"model": "그레고르",
"content": "…ここは。"
},
{
"id": 2,
"model": "뉴키라",
"content": "なーんだ。普通の事務所じゃん。\n戦場のど真ん中かと思って、ちょっとビビってたのに。"
},
{
"id": 3,
"model": "단테",
"content": "<もしかして、知ってる場所?>"
},
{
"id": 4,
"model": "그레고르",
"content": "はっ。そりゃあ、よく知ってるさ。"
},
{
"id": 5,
"model": "그레고르",
"content": "ここに来る前まで勤めてた、最後の会社なんだ。"
},
{
"id": 6,
"model": "그레고르",
"content": "…俺の席は、あっちだったな。"
},
{
"id": 7,
"model": "그레고르",
"content": "こういう会社じゃさ。\nああいう隅っこの席がいいんだよ。上司の目にもあんまりつかないし。"
},
{
"id": 8,
"model": "그레고르",
"content": "俺が仕事してようが、サボってようが、\n金属のぶつかる音にびくついて震えてようが…バレずに済むからな。"
},
{
"id": 9,
"content": "…グレゴールの自嘲混じりの笑いが、ただ痛々しく見えた。"
},
{
"id": 10,
"model": "그레고르",
"content": "ただ、惜しいのは…俺を呼ぶなら、\nあの席の後ろまで来ないといけないってことなんだよ。"
},
{
"id": 11,
"model": "그레고르",
"content": "役職が高い連中なら、遠くから\nおーい戦特採~って呼べば済むんだろうけど。"
},
{
"id": 12,
"model": "그레고르",
"content": "後ろに来られると…\nうっかり何かやらかすんじゃないかって、ヒヤヒヤしたもんさ。"
},
{
"id": 13,
"model": "모제스4",
"content": "戦後特別採用…か。"
},
{
"id": 14,
"model": "그레고르",
"content": "そんなもんでもなきゃ、誰が俺なんか雇うんだ?\nその枠ですら、資格不足の奴の方が多かったんだぜ。"
},
{
"id": 15,
"model": "그레고르",
"content": "俺は、まだ運が良かった方…。"
},
{
"id": 16,
"model": "그레고르네부장",
"teller": "???",
"title": "???",
"content": "グレゴール君?"
},
{
"id": 17,
"model": "그레고르",
"content": "ひゃっ!?テッド部長!?"
},
{
"id": 18,
"content": "グレゴールが慌てて腕を押さえながら振り返ると、\nそこには初めて見る、こざっぱりした身なりの男が立っていた。"
},
{
"id": 19,
"model": "그레고르",
"content": "……。"
},
{
"id": 20,
"model": "그레고르네부장",
"content": "やっぱりグレゴール君だ。"
},
{
"id": 21,
"model": "그레고르네부장",
"content": "隣の見たことない人たちは…。"
},
{
"id": 22,
"model": "그레고르네부장",
"content": "あっ、ああ!隣のチームが今日、取引先との打ち合わせがあるから\n会議室空けてくれって言ってたけど、その人たちか。"
},
{
"id": 23,
"model": "그레고르네부장",
"content": "社員証見るに、他所へ転職したんだな。そうだろ?"
},
{
"id": 24,
"model": "그레고르",
"content": "え、ええと…お元気でしたか?"
},
{
"id": 25,
"model": "그레고르네부장",
"content": "そう見えるか?相変わらずさ。\n行くあてもないから居座ってるだけだよ~。"
},
{
"id": 26,
"model": "그레고르",
"content": "あ、あはは…。"
},
{
"id": 27,
"model": "그레고르네부장",
"content": "君の方はまあ…仕事は実直にやってたからな。\nどっか声がかかったんだろ?"
},
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"model": "그레고르네부장",
"content": "そっちはちゃんと評価してくれるか?暮らしていけてるか?\n何だっけ、記念硬貨だか…メダルだか…しんどいから\n売り払いたいって言ってたやつ、ちゃんと値はついたか?"
},
{
"id": 29,
"model": "그레고르",
"content": "……。"
},
{
"id": 30,
"model": "그레고르네부장",
"content": "まあ…都市で上手く暮らしていけてるかなんて聞かれても、\n答えようがないよな。え?"
},
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"id": 31,
"model": "그레고르네부장",
"content": "はぁ。まぁ、そうだな…そっちじゃ特採だの何だのって\n喚くような連中はいないんだろ?"
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"id": 32,
"model": "그레고르",
"content": "いませんよ。そういうのは全然…。"
},
{
"id": 33,
"model": "그레고르네부장",
"content": "そりゃよかった~あのクソみてえな専務が\n君にやってたこと思い出すとな、はあ。\n知らない人が聞いたら、あいつが戦争に行ってきたのかって勘違いすると思うな。"
},
{
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"model": "그레고르네부장",
"content": "戦争が終わって何年も経つのに、\n今でも戦争の時に自分が死に物狂いで稼いで~\n危機を好機に変えなきゃうんぬんかんぬん。"
},
{
"id": 35,
"model": "그레고르",
"content": "はっ、はは。"
},
{
"id": 36,
"model": "그레고르",
"content": "…あの旦那、今でも勤務時間中にサウナ行ってるんですか?"
},
{
"id": 37,
"model": "그레고르네부장",
"content": "ははっ、まあな。事務所で座ってる姿が稀なのは\n今でも変わってないよ。"
},
{
"id": 38,
"model": "그레고르",
"content": "うははっ…。"
},
{
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"model": "그레고르네부장",
"content": "それにさ。特採組のことを見ては、空輸部隊の<ruby=コネ>落下傘</ruby>だの何だのって\nケチつけてたくせに、最近の人事通知に何が上がったと思う?"
},
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"model": "그레고르네부장",
"content": "あの人さ、提携フィクサー事務所を選ぶときに、口利きで裏金受け取ってたのが\nバレてさ~はっ。あと何日かしたら、ここから机ごと消えるだろうな。"
},
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"id": 41,
"model": "그레고르",
"content": "えっ…社長の親戚筋じゃなかったんですか?"
},
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"model": "그레고르네부장",
"content": "受け取った額がまた、とんでもなくてさ~。\n今この事務所じゃ、三人以上集まったらその話ばっかりだよ、みんな。"
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"model": "그레고르네부장",
"content": "こうして生きてるとさ。昔のことに妙に執着して\n縛られてる奴って、みんなああなるもんなんだろうなって思うよ。"
},
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"model": "그레고르네부장",
"content": "今の自分がみっともないから、過去にしがみつくんだ。\nあの頃の自分は、少しは輝いてた気がするからさ。"
},
{
"id": 45,
"model": "그레고르",
"content": "…!"
},
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"id": 46,
"model": "그레고르네부장",
"content": "その点、俺みたいな後ろ盾もない裏路地出身の方がまだマシなんだよな。"
},
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"model": "그레고르네부장",
"content": "過去なんて真っ黒けっけだし、\n何があってもこれから明るくなる一方だし、悪くはないと思えるからな。"
},
{
"id": 48,
"model": "그레고르",
"content": "そういう話、前にもされてた気がします。"
},
{
"id": 49,
"model": "그레고르네부장",
"content": "くはは!これ、俺のクソみたいな哲学なんだよ~。"
},
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"id": 50,
"model": "그레고르네부장",
"content": "おっとぉ。ところで取引先の方々を\nこんなぼーっと立たせたまま喋りすぎたな。\n失礼いたしました。"
},
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"id": 51,
"model": "단테",
"content": "<あ、いえ。>"
},
{
"id": 52,
"model": "그레고르네부장",
"content": "おや?珍しい義体を…。"
},
{
"id": 53,
"model": "모제스4",
"content": "…私たちは構いません。それより\nその書類、決裁に回しに行く途中ではないのですか。"
},
{
"id": 54,
"model": "그레고르네부장",
"content": "ああ、いけね。何やってんだ俺…助かりました。\nまた遅いって小言食らうんだろうな。"
},
{
"id": 55,
"model": "그레고르네부장",
"content": "とにかく、グレゴール君。今度、一杯やろうな~?"
},
{
"id": 56,
"model": "그레고르",
"content": "…ええ。機会があれば。"
},
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"id": 57,
"content": "グレゴールの同僚だったらしいその男は\nからりと手を振ると、忙しなく別の場所へ歩いていった。"
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"model": "홍루",
"content": "ふふ。口調がグレゴールさんとそっくりですね~。"
},
{
"id": 59,
"model": "그레고르",
"content": "はっ。いくら何でも、\n俺の喋り方が部長とそっくりってことは…。"
},
{
"id": 60,
"model": "모제스4",
"content": "ふう…。"
},
{
"id": 61,
"content": "グレゴールとその元同僚のやり取りを見ていたモーゼスは、\nキセルの煙を軽く吐き出すと、ゆっくりと口を開いた。"
},
{
"id": 62,
"model": "모제스4",
"content": "戦争から帰った者たちは、必ず一つ思い違いをするんだ。"
},
{
"id": 63,
"model": "모제스4",
"content": "記憶しておけという言葉は、\nただ忘れるなという意味でしかない。"
},
{
"id": 64,
"model": "모제스4",
"content": "毎日思い返して、苦しみ続けろという話ではない。"
},
{
"id": 65,
"model": "모제스4",
"content": "私も、エズラも…その思い違いを正すことには、\nずいぶんと長い時間を費やしてきた。"
},
{
"id": 66,
"model": "그레고르",
"content": "…好きで覚えてるわけでもないんだけどな。"
},
{
"id": 67,
"model": "모제스4",
"content": "どうせ忘れずにいるのなら。"
},
{
"id": 68,
"model": "모제스4",
"content": "戦争が終わったという事実の方も、忘れるな。"
},
{
"id": 69,
"model": "그레고르",
"content": "……。"
},
{
"id": 70,
"model": "그레고르",
"content": "ああ。"
},
{
"id": 71,
"model": "그레고르",
"content": "それも…その通りだな。"
},
{
"id": 72,
"content": "グレゴールは自分の右腕をじっと見つめたあと\n長いこと迷った末に、ようやく口を開いた。"
},
{
"id": 73,
"model": "그레고르",
"content": "…管理人の旦那。"
},
{
"id": 74,
"model": "그레고르",
"content": "まあ、正直断言はできないけど…なるべく普通に生きてみるのが、\n一番なんじゃないかって気がするんだよな。"
},
{
"id": 75,
"model": "그레고르",
"content": "それでいいのか?俺はいいとして、\n苦労は全部、管理人の旦那がするだろ。"
},
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"id": 76,
"content": "生きることに苦しんでいる者を見るたび、\nグレゴールは口癖のように言っていた。"
},
{
"id": 77,
"content": "それでも生きろ、と。"
},
{
"id": 78,
"content": "そう言う時のグレゴールの目は、\nいつだって切実で、痛々しいほど濁っていた。"
},
{
"id": 79,
"content": "そんなグレゴールの眼差しが、\nほんの少しだけ晴れているように見える。"
},
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"id": 80,
"content": "もっとも、まだ厚い雲の切れ間からかすかに光が差しただけで…\n晴れ渡るには、まだまだ時間が要るんだろうけど。"
},
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"id": 81,
"model": "단테",
"content": "<うん。大丈夫だよ。>"
},
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"id": 82,
"content": "過去への不安を少しでも振り払えたなら、\nそれだけでも大きな前進なのではないだろうか。"
},
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"id": 83,
"place": "蜘蛛の巣、崩れた親指の親方の廊下",
"content": "そうして扉から出ると、そこにはウーティスが武器を構え\n別の方角を睨んでいた。"
},
{
"id": 84,
"content": "そういえば、扉の向こうへは\nついて来なかった気がするけど…。"
},
{
"id": 85,
"model": "단테",
"content": "<あれ?ウーティス、一緒に入ってなかったの?>"
},
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"id": 86,
"model": "오티스",
"content": "…はい。アレンの話によると、誰か一人は扉の外に残って\n確認した方がいいとのことでしたので。"
},
{
"id": 87,
"model": "오티스",
"content": "それで残っていたのですが…。"
},
{
"id": 88,
"model": "야수파2",
"content": "……。"
},
{
"id": 89,
"model": "뉴키라",
"content": "うえっ…!あいつら、また出てきたの?"
},
{
"id": 90,
"model": "료슈",
"content": "…廊下は青二才同士で歩き回るような場所じゃ\nなかったはずだが。"
},
{
"id": 91,
"model": "오티스",
"content": "ご覧の通り、別の扉から招かれざる客が現れて\n対処中でした。"
},
{
"id": 92,
"content": "ウーティスの言葉が終わるや否や、\n別の裏口から野獣派の構成員たちが現れ始めた。"
},
{
"id": 93,
"content": "多分このまま薬指の廊下まで行くつもりなんだろうけど…。"
},
{
"id": 94,
"model": "단테",
"content": "<顔を合わせちゃった以上、見なかったことにはできないよね。>"
},
{
"id": 95,
"model": "단테",
"content": "<とりあえず、全部片づけちゃおう。>"
}
]
}