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2026-07-20 17:19:20 +07:00

561 lines
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"place": "大観園 演武場",
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"content": "今回の授業は…。"
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"content": "ズールゥがらしくもなく、少し間を置いた。"
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"content": "外部の<ruby=しょうへい>招聘</ruby>講師が、直接担当すると聞いた。"
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"title": "鴻園の家主",
"content": "外部から?私、初耳だけど?"
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"content": "<どこにいらっしゃるの?>"
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"content": "さあ…もしかして道に迷っていらっしゃるとか…。"
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"title": "???",
"content": "風の噂で聞いたがのう…ここへ来れば、大観園の醸造人が\n直々に醸した見事な濁酒を家主殿がふるまってくださるとか…。"
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"model": "취수야객",
"teller": "???",
"title": "???",
"content": "ぷはぁ…本当か?"
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"model": "단테",
"content": "<…!>"
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{
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"model": "싱클레어",
"content": "あの人に…。"
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"id": 10,
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"content": "くっくっ…宴の席に、酒を一杯もらいに来ただけよ。\n鴻園の人情が冷たいとはいっても、このみすぼらしい酔っぱらいに\n一杯くらい振る舞ってくれてもよかろう?"
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"title": "鴻園の家主",
"content": "……。"
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"model": "가시춘",
"title": "鴻園の家主",
"content": "はぁ。一目見ただけで普通の浮浪者じゃないって分かるけど。\nあんたたち、顔見知り?"
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"content": "この前の家主大戦の一次戦のあと…僕たちの部屋を暗襲してきた人です。"
},
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"id": 14,
"model": "가시춘",
"title": "鴻園の家主",
"content": "えっ?"
},
{
"id": 15,
"model": "가시춘",
"title": "鴻園の家主",
"content": "…家主大戦はとっくに終わって、勝者の名前の三文字が鴻園に\n広く公布されてからかなり経ったというのに、よその家に\n寄生してた山犬なんかがどうして足を踏み入れてきたの?"
},
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"title": "鴻園の家主",
"content": "どうやら勢家を招集しないと駄目そうね。\nたかがこの程度の刺客一人さえ防げなかったなんて…。"
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"content": "ほほぉ、若い家主は用心深いのう。客としてあちこち渡り歩いたが、\nどこの家門にも取り入ってる身ではないから安心なされい。"
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"content": "ただ、酒が旨くて景色のよい所なら、\n天を屋根に地に身を横たえるただの酔いどれよ。"
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"content": "少し前、自らを酔手夜客と名乗った男が、ひょいひょいと\nこちらへ飛び降りてきた。遠くから漂う強い酒の匂いと\nみすぼらしい身なりに似合わず、着地は軽やかだった。"
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"title": "鴻園の家主",
"content": "この人がついに…!"
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"content": "残念なお知らせです、シーチュンさん。\nジア・ユアンチュンが、なんと新しい師匠を下賜なさったそうで。"
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"model": "가시춘",
"title": "鴻園の家主",
"content": "…え?ユアンチュン姐姐が?"
},
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"model": "뉴소드",
"content": "家主になったばかりの妹妹が、まともな師もなく奮闘していると思うと\n心安まらぬと言いながら…自ら探し当てた師を直々に送る、という言伝です。"
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"title": "鴻園の家主",
"content": "いやぁ、本当にありがたすぎて\nどうすればいいか分からないねぇ。"
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"title": "鴻園の家主",
"content": "それで、寄こしたのがこの人なの?いつ私たちを背後から\n斬りかかってくるか分からない、所属不明の暗殺者?"
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"model": "취수야객",
"content": "家主大戦も終わり、この地を治める者が誰かは\n鴻園の山犬どもでも知っておることじゃろ?"
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"content": "あのときは、はした金をもらってそれ相応の仕事をしたまでだ、\nあまり気を悪くなさらんでくだされ。"
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"content": "そちらとて、骨の髄まで悪意に染まってるがゆえに\n家主大戦に上がろうとする者らを害したわけでもあるまい。"
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"content": "掛けにしたツケを返すというからバオユ坊ちゃんを斬り、\n酒代を握らせるというから新しい家主に教えを授けに来ただけのことさ。"
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"content": "日雇いでその日暮らしをしているような雇われ人なんかに\n腹を立てたところで、何になると思うのだ?ほっほっ。"
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"title": "鴻園の家主",
"content": "……。"
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"content": "ジア・ユアンチュン自らが下賜した師を、こちらで\n門前払いにしたことが広がれば…後がよろしくありませんよ。"
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"title": "鴻園の家主",
"content": "分かってる。とうに地に落ちたイメージが、さらに悪くなるだけ。\nユアンチュン姐姐は嬉々として、それを口実に噛みつき始めるだろうし。"
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"content": "あなた…。私だけじゃなく、ここにいる皆がつぶさに見ていますから\n余計な誤解を招くことのないようにしてください。"
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"content": "ふふ…こりゃ恐ろしくて、酒が口に入ったのか鼻に入ったのかも分からんわい。"
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"content": "ソードの殺伐とした警告にも、酔手夜客という男は\nただ愉快そうに<ruby=かか>呵々</ruby>と笑うばかりだった。"
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"content": "教える前にのう…わしが教える方々の腕前がどの程度か、まず見極めねばなるまい。\nいつも通り、武器を一振りしてみなされ。"
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"content": "ほほっ、そこまで。"
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"title": "鴻園の家主",
"content": "……。"
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"model": "가시춘",
"title": "鴻園の家主",
"content": "私…まだまともに振ってすらいないのに?"
},
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"content": "構えがスカスカで呼吸も浮ついているから\n次の手が見え透いているというのに、これ以上見る必要がどこにあろうか?"
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"content": "クックッ…おろそかな姿勢には、おろそかな心が宿るもの。\nひとことで言えば…。"
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"content": "拙くないところがひとつもないな。"
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"title": "鴻園の家主",
"content": "何よ、これってただのいちゃもんじゃないの?\nこれまで会った師匠の誰ひとり、私の姿勢で評価なんてしなかったのに。"
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"content": "腕は真っ直ぐ伸び、支える脚にも力はある…。\n平凡な師なら、わざわざ粗は探すまい。"
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"content": "だがのう、うちの弟子様は匹夫を突く武芸に満足なさるのか?"
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"title": "鴻園の家主",
"content": "なにを…。"
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"content": "強く突き出せばよいというものでもない。\n今度はわしに向かって振ってみなされ。"
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"title": "鴻園の家主",
"content": "…あんたが言ったんだから、当たっても文句言わないでよ!"
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"content": "シーチュンが勢いよく棒を振り抜く。"
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"content": "身体より心が先走っておるから、意図が水晶玉より透けて見えるわ…。"
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"content": "虚実を織り交ぜようとせんから、刃先が鋭くないの。"
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"content": "でもシーチュンの棒は…酔手夜客の衣の裾すら\n一回もかすめることができず…。"
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"title": "鴻園の家主",
"content": "ぐっ…。"
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"model": "취수야객",
"content": "相手ばかり気を取られておるから欲が先立ち、\n全身の力も均等に配れんから…。"
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"model": "취수야객",
"content": "結局は斬れぬまま、中身が空になるだけじゃ。"
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"content": "たちまち酔手夜客の枝が、ジア・シーチュンの背を突いた。"
},
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"id": 58,
"place": "過去、大観園 暖香塢",
"model": "가시춘",
"title": "鴻園の家主",
"content": "<i>家主になりたがる者なら、誰もが必ず向き合うことになる…。</i>"
},
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"model": "가시춘",
"title": "鴻園の家主",
"content": "<i>最初の殺人。</i>"
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"id": 60,
"model": "가시춘",
"title": "鴻園の家主",
"content": "<i>これは早ければ早いほど良いって、誰かが言っていた気がする。</i>"
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"model": "가시춘",
"title": "鴻園の家主",
"content": "<i>私の場合は十三歳。早くも遅くもない年齢。</i>"
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"id": 62,
"model": "가시춘",
"title": "鴻園の家主",
"content": "<i>ネジの外れた哥哥は部屋の戸を閉ざして幾年。</i>"
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"model": "가시춘",
"title": "鴻園の家主",
"content": "<i>噂に聞けば、誰かが酷い目に遭わせようとして送った毒に当たって\n一週間寝込んだとか。</i>"
},
{
"id": 64,
"model": "가시춘",
"title": "鴻園の家主",
"content": "<i>…私は、あんなふうに愚かには生きない。</i>"
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"place": "大観園 演武場",
"model": "취수야객",
"content": "身体の力を抜きなされ。"
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"id": 66,
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"content": "武器を手にしたからとて、なぜ他人ばかり見ようとする。"
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"model": "취수야객",
"content": "己を顧みるのじゃ。\nまず…身体に入った要らぬ力から抜いていけ。"
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"model": "취수야객",
"content": "全身をそんなにすくめておれば、頭が固まり\n自然と視野も狭くなる。"
},
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"id": 69,
"place": "過去、大観園 暖香塢",
"model": "가시춘",
"title": "ジア家",
"content": "…あのね。哥哥に銀の匙でも送るのはどう、ウェイ?"
},
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"model": "가시춘",
"title": "ジア家",
"content": "今回は騒ぐ程度で済んだけど、この次は猛毒かもしれないでしょ。"
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"model": "웨이",
"title": "シーチュンの勢家",
"content": "ご存じでしょう、お嬢様。バオユ若様はお受け取りになりません。\nわざわざ犯人を探しもしないでしょう。"
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"model": "가시춘",
"title": "ジア家",
"content": "馬鹿みたい。"
},
{
"id": 73,
"model": "가시춘",
"title": "ジア家",
"content": "実利を追いもせず、欲もない。"
},
{
"id": 74,
"model": "가시춘",
"title": "ジア家",
"content": "そんな情けない心構えでどうやって…。"
},
{
"id": 75,
"model": "웨이",
"title": "シーチュンの勢家",
"content": "ですがお嬢様…。"
},
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"model": "웨이",
"title": "シーチュンの勢家",
"content": "黒獣-午の轡を手放し、代わりに死にゆく私をお選びになったときは…。"
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"model": "웨이",
"title": "シーチュンの勢家",
"content": "実利でお決めになったわけではありますまい。"
},
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"model": "취수야객",
"content": "ある者は無我を唱えるが、それは剣鬼たちなんかが征く修羅の道。"
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"model": "취수야객",
"content": "自分以外の全てを、下ろしなされ。"
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"id": 80,
"model": "가시춘",
"title": "鴻園の家主",
"content": "誰かを踏みにじらずに生きていくのって、どんな人生なんだろう。"
},
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"model": "취수야객",
"content": "そうして視線も、重圧も、全て下ろして\nただ己だけを見つめれば…。"
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"place": "大観園 演武場",
"model": "취수야객",
"content": "肩がこうも軽いことよ。"
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"id": 83,
"content": "しばらく何か物思いに耽っていたらしい\nシーチュンの構えは、やがて目に見えて自然なものとなった。"
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"id": 84,
"content": "そして軽くなったのは、姿勢だけではなかった。"
},
{
"id": 85,
"content": "固かった口元にも、安らぎが広がったようだった。"
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"id": 86,
"model": "취수야객",
"content": "くっくっ…こっちはよいな。さて…本人には何も言わぬのに、\nその間に偉ぶる面になったこの弟子はどうしたものか。"
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"id": 87,
"model": "싱클레어",
"content": "…僕…偉ぶった顔なんて、してませんけど。"
},
{
"id": 88,
"model": "취수야객",
"content": "わしの記憶がまだ霞んでおらなんだら、そなたは\nあのときバオユ坊っちゃんと一緒にいた手下の一人じゃったな。"
},
{
"id": 89,
"model": "싱클레어",
"content": "手下…はい、そういうことにしときます…。"
},
{
"id": 90,
"content": "反論する気力もないのか、シンクレアはため息まじりに答えた。"
},
{
"id": 91,
"model": "취수야객",
"content": "よりによって十二人もいる手下の中からそなただけを選び、\nこの若い家主と並んで授業を受けさせた理由は、なんだと思う?"
},
{
"id": 92,
"content": "見知らぬ者の口から予想もしなかった核心を突かれて\nシンクレアは当惑した顔をしたけど、すぐに平然と応じた。"
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"id": 93,
"model": "싱클레어",
"content": "そ、それは…こういう授業に付き合ってやれるのは、あの人たちの中でも僕だけだから\nですよ。ドンキホーテさんは退屈だってサボるでしょうし、ロージャさんもそうですし…\nウーティスさんは威勢のいい声ばかり上げて…ヒースクリフさんは言うまでも…あと…。"
},
{
"id": 94,
"model": "취수야객",
"content": "ほほ。そこまで冗長に弁明するとは、どうやら図星を突いたらしいの。"
},
{
"id": 95,
"model": "취수야객",
"content": "なぜわしが気づいていることよりも、\n自分自身をそれほど知らぬのか?"
},
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"id": 96,
"model": "싱클레어",
"content": "…どういう意味ですか?"
},
{
"id": 97,
"model": "취수야객",
"content": "時に殻を破れぬ雛は、中で腐りただれるものよ。"
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{
"id": 98,
"model": "싱클레어",
"content": "何を言ってるのか…やっぱりよく分かりませんけど…。"
},
{
"id": 99,
"content": "そう言うシンクレアの顔には、本当に分からないという表情というよりは\n不安に近いものが浮かんでいた。"
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{
"id": 100,
"model": "취수야객",
"content": "雨が来る前に飛び立つ支度を整えておくといい。\n時を逸すれば、その機会すらなくなるぞ。"
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"id": 101,
"model": "싱클레어",
"content": "……。"
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{
"id": 102,
"content": "含みのある言葉を吐いた彼は、また元のゆったりとした状態に戻っていた。"
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"id": 103,
"model": "취수야객",
"content": "ほっほっ…久々に口数が多くなったわい。\n出来の悪い弟子を持つ罰じゃ。"
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"id": 104,
"model": "취수야객",
"content": "振る準備をしなされ。"
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