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2026-07-20 17:19:20 +07:00

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{
"dataList": [
{
"id": 0,
"content": "訓練場の中は慌ただしかった。"
},
{
"id": 1,
"content": "あちこちで練習用の剣がぶつかる音、あちこちから床を足で摺る音や\n足踏みするうるさい音が鳴り渡っていた。"
},
{
"id": 2,
"model": "싱클레어",
"teller": "シンクレア",
"title": "センク協会 4課 部長",
"content": "さぁ…3セットいきます…。"
},
{
"id": 3,
"teller": "勇敢な協会職員",
"title": "センク協会 4課",
"content": "はい!"
},
{
"id": 4,
"content": "子供はその騒音の間に、自然と混ざっていた。"
},
{
"id": 5,
"content": "より正確に言うなら、消え入りそうな声がその騒音の下に\n埋もれてるって感じなのかもしれないね。"
},
{
"id": 6,
"model": "싱클레어",
"teller": "シンクレア",
"title": "センク協会 4課 部長",
"content": "僕が防御側を先にやりますね…。"
},
{
"id": 7,
"content": "子供はどこか自信がなさそうな顔で剣を構えた。"
},
{
"id": 8,
"content": "一見すると対決の素質がない、\n気の弱い子供に見えるかもしれないけど…。"
},
{
"id": 9,
"teller": "勇敢な協会職員",
"title": "センク協会 4課",
"content": "ゴクッ…。"
},
{
"id": 10,
"content": "どうしてだろう、向き合ってる協会の職員はとてつもない強敵を\n目の当たりしたかのように緊張しているのがありありと見て取れた。"
},
{
"id": 11,
"model": "싱클레어",
"teller": "シンクレア",
"title": "センク協会 4課 部長",
"content": "3セットで大事なのは…うっ、直線で攻撃してくる\n敵の勢いを外側に受け流すことです…。"
},
{
"id": 12,
"teller": "勇敢な協会職員",
"title": "センク協会 4課",
"content": "はい、部長…!"
},
{
"id": 13,
"content": "それに子供が不安そうな声で喋っている内容は、\n職員の剣術指南なんだからびっくりしちゃうね。"
},
{
"id": 14,
"content": "それに加えてセンク協会4課の部長という、\n似合ってるようには思えない肩書きを持ってるってこともね。"
},
{
"id": 15,
"model": "싱클레어",
"teller": "シンクレア",
"title": "センク協会 4課 部長",
"content": "じゃあ、次は僕の攻撃で…。"
},
{
"id": 16,
"teller": "勇敢な協会職員",
"title": "センク協会 4課",
"content": "あ。"
},
{
"id": 17,
"content": "シュッ。"
},
{
"id": 18,
"content": "判断する隙もなく、子供の剣が相手の顎先のすぐ横を\nギリギリのところで掠めていった。"
},
{
"id": 19,
"model": "싱클레어",
"teller": "シンクレア",
"title": "センク協会 4課 部長",
"content": "え、あっ!?ごめんなさい。こ、こうやって攻撃を受け流してから\n自然に攻撃へと繋げるってことを…見せようとしたんですけど…。"
},
{
"id": 20,
"teller": "勇敢な協会職員",
"title": "センク協会 4課",
"content": "はぁ…はぁ…だ、大丈夫です。"
},
{
"id": 21,
"teller": "勇敢な協会職員",
"title": "センク協会 4課",
"content": "これが噂に聞く…部長の…。"
},
{
"id": 22,
"model": "싱클레어",
"teller": "シンクレア",
"title": "センク協会 4課 部長",
"content": "いえ…これはそんな凄いことじゃないですよ…。剣が流れるように動くってことは\n結局、僕自身が引っ張られてるってことでしかないですからね。"
},
{
"id": 23,
"content": "周辺で嘆声を漏らすのとは裏腹に、\n子供は依然として不機嫌そうな顔だね。"
},
{
"id": 24,
"content": "まるで自分と剣、その二つだけが世界に存在するかのように高度な集中力を引き出して\n繰り広げるその攻撃で、子供は4課の部長という座に就けたのかもしれないけど…。"
},
{
"id": 25,
"content": "その全てが自分の努力によって築かれたものではないという思いが、\n子供にこの地位を重荷で、不釣り合いなものだって感じさせていたの。"
},
{
"id": 26,
"model": "싱클레어",
"teller": "シンクレア",
"title": "センク協会 4課 部長",
"content": "…あっ!"
},
{
"id": 27,
"content": "練習相手の職員と距離を離そうとしていると、\n子供の方へ突然手袋が投げつけられてぶつかった。"
},
{
"id": 28,
"content": "…センクにて手袋を投げるということは、決闘を申し込むという正式な宣布。"
},
{
"id": 29,
"content": "そしてその宣言は当然、センク内部でも起こるみたいだね。"
},
{
"id": 30,
"teller": "冷たい協会職員",
"title": "センク協会 4課",
"content": "部長、申しわけないことになりました。"
},
{
"id": 31,
"teller": "冷たい協会職員",
"title": "センク協会 4課",
"content": "部長への決闘依頼が舞い込んでしまって…。"
},
{
"id": 32,
"model": "싱클레어",
"teller": "シンクレア",
"title": "センク協会 4課 部長",
"content": "…そうですか。"
},
{
"id": 33,
"content": "センク協会の主要業務は代理決闘。依頼者が指定した人物へ決闘を申し込み、\n依頼内容に見合った結果を導出することが彼らの仕事だ。"
},
{
"id": 34,
"content": "指定した人物がセンク内部にいるのは、\n思ったよりもよくあることだ。"
},
{
"id": 35,
"content": "彼らにやられた人たちって、この都市にどれだけいるんだろうね?"
},
{
"id": 36,
"content": "それに加えて、南部4課の部長は柔弱な気質だって噂も出回っているから\nこんなことが起こるのも一度や二度じゃないんだ。"
},
{
"id": 37,
"model": "싱클레어",
"teller": "シンクレア",
"title": "センク協会 4課 部長",
"content": "…ルールは?"
},
{
"id": 38,
"teller": "冷たい協会職員",
"title": "センク協会 4課",
"content": "私が説得しようと何度も対話を重ねたのですが…。\nはぁ、どうやら相当恨みがある方でして。"
},
{
"id": 39,
"teller": "冷たい協会職員",
"title": "センク協会 4課",
"content": "3段階デュエルの決闘裁判…だから、誰かが死ぬときまでと。"
},
{
"id": 40,
"model": "싱클레어",
"teller": "シンクレア",
"title": "センク協会 4課 部長",
"content": "受け入れましょう…。"
},
{
"id": 41,
"content": "子供は溜め息をはぁと吐いた。"
},
{
"id": 42,
"content": "その息には小さな震えが混じっており、\n手袋を投げた職員もその気配を感じて静かに笑う。"
},
{
"id": 43,
"content": "でも…子供の一息は、決してこの決闘が怖かったから出たわけじゃないんだ。"
},
{
"id": 44,
"model": "싱클레어",
"teller": "シンクレア",
"title": "センク協会 4課 部長",
"content": "あなたは…今回4課へ新たに転入してきた方ですよね?"
},
{
"id": 45,
"teller": "冷たい協会職員",
"title": "センク協会 4課",
"content": "…そうですが。"
},
{
"id": 46,
"model": "싱클레어",
"teller": "シンクレア",
"title": "センク協会 4課 部長",
"content": "昔起こったことを、どこかで聞いたりはできなかったようですね…。"
},
{
"id": 47,
"content": "あらら。残念だ…。惜しいことになった。\nそんな言葉がざわざわと飛び交い。"
},
{
"id": 48,
"model": "싱클레어",
"teller": "シンクレア",
"title": "センク協会 4課 部長",
"content": "でも、投げられた手袋を拾わないのは恥ですからね。"
},
{
"id": 49,
"model": "싱클레어",
"teller": "シンクレア",
"title": "センク協会 4課 部長",
"content": "<ruby=準備は良いですか>エトュ、プレ</ruby>"
},
{
"id": 50,
"teller": "冷たい協会職員",
"title": "センク協会 4課",
"content": "ア、アレ!"
},
{
"id": 51,
"content": "雰囲気を感じ取って、何かおかしいことに気が付いたけど。\nもう遅かったんだ。"
},
{
"id": 52,
"content": "莫大な依頼費用をもらって、おまけに空席になった部長の席を\n狙おうとした新入りの大きな計画は。"
},
{
"id": 53,
"model": "싱클레어",
"teller": "シンクレア",
"title": "センク協会 4課 部長",
"content": "剣先を…見つめる…。"
},
{
"id": 54,
"teller": "冷たい協会職員",
"title": "センク協会 4課",
"content": "…!"
},
{
"id": 55,
"content": "たった一瞬のうちに、貫かれた頭と共に消えてしまったんだ。"
}
]
}