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2026-07-20 17:19:20 +07:00

396 lines
13 KiB
JSON

{
"dataList": [
{
"id": 0,
"place": "蜘蛛の巣、小指の親方の廊下",
"model": "털루포",
"content": "げほっ…。"
},
{
"id": 1,
"model": "료슈",
"content": "無駄な獣を少し剥がしたら、\nようやく見てられるザマになったな。"
},
{
"id": 2,
"model": "털루포",
"content": "あなた…本当に、自分だけの潮流を…作るおつもりなのですね…。"
},
{
"id": 3,
"model": "료슈",
"content": "無意味に聞き返すんだな。"
},
{
"id": 4,
"model": "털루포",
"content": "…時間が要るでしょう。野獣派なら…その潮流を育てきるまで、あなたを―"
},
{
"id": 5,
"model": "털루포",
"content": "いや。何を言ったところで、意味はないでしょうね。"
},
{
"id": 6,
"content": "倒れる寸前、こちらへ向かって\n巨大な腕を振るうかのように見えたドーセントは…。"
},
{
"id": 7,
"content": "やがて向きを変え、私たちが入ってきた扉の一つを\nそのまま叩き壊してしまった。"
},
{
"id": 8,
"model": "털루포",
"content": "ならば、せめて…少しでも時間を稼いで…。"
},
{
"id": 9,
"content": "その言葉を最後に、糸の切れた人形のように\nドーセントの身体はぐったりと崩れ落ちた。"
},
{
"id": 10,
"model": "료슈9장",
"content": "…息が止まったか。"
},
{
"id": 11,
"model": "료슈9장",
"content": "遺言くらいは短縮するかと思ったが、\n最後まで長ったらしいな。"
},
{
"id": 12,
"model": "이상",
"content": "うぅむ。遂には薬指とも、反目することとなりぬべきか…。"
},
{
"id": 13,
"model": "그레고르",
"content": "まあ。とりあえず勝ちは勝ちだろ。\n俺たちだけで指の幹部級まで仕留めたのも、これが初めてなんだし\n喜んどこうぜ。"
},
{
"id": 14,
"model": "뉴키라2",
"content": "…俺たちだけで?"
},
{
"id": 15,
"model": "뉴키라",
"content": "ウチだって、めっちゃ頑張って戦ったんだけど?"
},
{
"id": 16,
"model": "파우스트",
"content": "キラさんがいなくても、結果に大きな差はなかったでしょうから\nグレゴールさんの言い分にも一理はあります。"
},
{
"id": 17,
"model": "료슈9장",
"content": "やっと少しは見てられるようになったな。時計の傍に全員集まっているなら、\nもはや小・兄一人ごときで大騒ぎする必要もないだろう。"
},
{
"id": 18,
"model": "오티스",
"content": "はっ。当然の結果に浮かれるな。\nこんな程度の勝利で満足していては、管理人様の傍に―"
},
{
"id": 19,
"model": "싱클레어",
"content": "まぁ…ウーティスさんやドンキホーテさんみたいに、\nもともとお強い方々にとっては、そこまで嬉しいことでもないのかもしれませんね。"
},
{
"id": 20,
"model": "돈키호테",
"content": "何を言うのであるか!そなたらが楽しそうにしているだけで、\n当人も大いに楽しいぞ!"
},
{
"id": 21,
"model": "이상",
"content": "されど、彼の者が何ゆえ最後に扉を打ち破りしや\n知りたまうや?"
},
{
"id": 22,
"model": "로쟈",
"content": "だよね?扉を壊したって…。\nあそこ、私たちが入ってきた扉でもなかったのに、何だったんだろ。"
},
{
"id": 23,
"model": "이스마엘",
"content": "まあ、死にかけで正気を保ってる人がどれだけいるかって話ですし。\nとりあえず出て、状況を伝えましょう。"
},
{
"id": 24,
"model": "이스마엘",
"content": "あれ…?ここだったはずなのに。"
},
{
"id": 25,
"content": "入ってきた扉を開けて出ていったイシュメールが、背後から現れた…。"
},
{
"id": 26,
"model": "뉴키라",
"content": "何これ。出口どこ行ったの!?"
},
{
"id": 27,
"model": "뉴키라",
"content": "ま、まさか出口の扉が毎回変わるとか…?"
},
{
"id": 28,
"model": "료슈",
"content": "…いや。そこまで単純な話でもないだろうな。"
},
{
"id": 29,
"model": "소지아비",
"content": "私は…外の清々しい空気を、思う存分吸うことすらできず。"
},
{
"id": 30,
"model": "소지아비",
"content": "他の小指のように、山や岩壁を足の向くままに\n自由に歩くこともできず…。"
},
{
"id": 31,
"model": "소지아비",
"content": "気の向くまま、翼と裏路地の間を\n駆け回ることも許されなくなったのだよ。"
},
{
"id": 32,
"model": "료슈",
"content": "はっ。"
},
{
"id": 33,
"model": "료슈",
"content": "あれは、そういう意味だったのか。"
},
{
"id": 34,
"model": "이상",
"content": "本来、入り来たりし裏口は、人差し指の親方という者の\n住まいし廊下へ通ずべき筈なり。"
},
{
"id": 35,
"model": "이상",
"content": "されど、破れし扉を越えても、小指の親方の廊下…あの蒼き光の空間を\nしばし経由するのみ、また元の位置へ立ち還る構造に変じたり……。"
},
{
"id": 36,
"model": "료슈",
"content": "…起点を失った以上、この部屋にあるどの扉を開けても同じだろう。"
},
{
"id": 37,
"model": "단테",
"content": "<何か方法はないの?>"
},
{
"id": 38,
"model": "파우스트",
"content": "…時間が経てば、救助のためにここへ訪れるでしょう。"
},
{
"id": 39,
"model": "파우스트",
"content": "ワープ列車と違い、ここは正常な時間の流れを持つ空間ですから…\n1~2週間以内には帰還できるはずです。"
},
{
"id": 40,
"model": "단테",
"content": "<思ったより長いね…。>"
},
{
"id": 41,
"model": "이스마엘",
"content": "となると食べ物が問題ですね。とりあえずロージャさんが\n間食を持ってるはずだから、それで三日くらいは―"
},
{
"id": 42,
"model": "로쟈",
"content": "あ、持ってきてないよ。"
},
{
"id": 43,
"model": "로쟈",
"content": "だって…支部とかダンジョンに入るわけでもなかったし…。"
},
{
"id": 44,
"model": "이스마엘",
"content": "それは…まあ、そうですね。\nなら、とりあえずこの中を探してみます?"
},
{
"id": 45,
"model": "료슈2",
"content": "ふう…。"
},
{
"id": 46,
"model": "료슈",
"content": "いや、そうする必要はない。"
},
{
"id": 47,
"model": "료슈",
"content": "通路が塞がったのなら、斬り開けばいいだけだ。"
},
{
"id": 48,
"model": "히스클리프",
"content": "記憶が飛ぶのは…もう平気か?"
},
{
"id": 49,
"model": "료슈",
"content": "全く。この刀は今でも…\n斬るたびに記憶を持っていく。"
},
{
"id": 50,
"model": "료슈",
"content": "どの記憶が斬られるかは分からないが、今回も\n直近の記憶か…大事だった記憶が吹き飛ぶんだろうな。"
},
{
"id": 51,
"model": "히스클리프",
"content": "おい…!ちょっと待て…待てって!"
},
{
"id": 52,
"content": "私を除くと…ヒースクリフの大切な人を覚えている者は、\nもうヒースクリフしか残っていない。"
},
{
"id": 53,
"content": "だからヒースクリフは、あの日の嵐の吹き荒れるセピア色の景色を最後に、\n記憶というものを大切にするようになった。"
},
{
"id": 54,
"content": "もちろん、良秀の状態と、ヒースクリフの置かれた状況は違うのだろう。\nだけど、それでも記憶を何でもないことのように切り捨てようとするその態度に…。"
},
{
"id": 55,
"content": "ヒースクリフは何かしらの不安とやるせなさを覚えたのか、\n良秀を引き止めた。"
},
{
"id": 56,
"model": "료슈",
"content": "…何だ?"
},
{
"id": 57,
"model": "히스클리프",
"content": "賢けぇ連中が、1~2週間で助けに来るって言ってたじゃねえか。"
},
{
"id": 58,
"model": "히스클리프",
"content": "だったら…刀なんか抜かずに、\nそのまま持ちこたえちゃダメなのか?"
},
{
"id": 59,
"model": "오티스",
"content": "無線は…繋がらないな。"
},
{
"id": 60,
"model": "싱클레어",
"content": "いっそ上まで行って…あの\n凄く沢山あった扉の方へ向かうのはどうですか?"
},
{
"id": 61,
"model": "파우스트",
"content": "駄目です。そうした場合、この廊下の中で\n永遠に彷徨い続ける可能性すらありますから…。"
},
{
"id": 62,
"model": "뉴키라",
"content": "ここにいたまま、あのマエストロみたいな奴でも来たら無駄死にだよね。\nあの狼面の遺言…マジ意味深だったし。"
},
{
"id": 63,
"model": "뉴키라",
"content": "気に入らないけど…ヨシヒデがチート武器使ってくれるのが、\n一番マシな選択肢っぽい。"
},
{
"id": 64,
"model": "히스클리프",
"content": "それはそうだけどよ…運が良けりゃ明日か明後日…。"
},
{
"id": 65,
"model": "료슈2",
"content": "大袈裟に騒ぐな、ヒ・ク。"
},
{
"id": 66,
"model": "료슈9장",
"content": "忘れるだけで、失うわけじゃない。"
},
{
"id": 67,
"place": -1,
"model": "료슈",
"content": "まあ。"
},
{
"id": 68,
"model": "료슈",
"content": "良い記憶ってのは、長持ちしないもんさ。"
},
{
"id": 69,
"model": "료슈",
"content": "いい見物だった、時計。"
},
{
"id": 70,
"content": "それまで激しく揺れていた鞘は、今はもう微動だにしなかった。"
},
{
"id": 71,
"content": "やがて、真っ白な刀身が露わになり。"
},
{
"id": 72,
"content": "今や塞がってしまった、かつて扉だった壁を一息に断ち切った。"
},
{
"id": 73,
"content": "当然ながら。"
},
{
"id": 74,
"content": "阿頼耶識がその存在を斬るということは、\n良秀の記憶までも斬り落とすことを意味するのだから。"
},
{
"id": 75,
"content": "<i><color=#5c53e7>あぁ、残念…。少しずつ繋がってきてたのに…。</i></color>"
},
{
"id": 76,
"content": "少しずつ繋がり始めていた、糸のように細いアラヤの表象もまた\nばらばらに斬られて沈んでいくだろう。"
},
{
"id": 77,
"content": "それでもアラヤは、喜んで良秀の刃を解いてやった。"
},
{
"id": 78,
"content": "<i><color=#5c53e7>だいじょぶ。また積み上げればいいの。だから…。</i></color>"
},
{
"id": 79,
"content": "少しの恨みつらみもなく、笑い交じりの慰めだけを残して。"
},
{
"id": 80,
"content": "<i><color=#5c53e7>そんな気に病まないで。</i></color>"
},
{
"id": 81,
"content": "アラヤの声は、良秀の記憶と共にゆっくりと消えていった。"
}
]
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